注文住宅に引っ越して一番面倒に感じたこと…それは照明スイッチのオンオフです!
我が家のLDKには照明が4か所あるのですが、出かけるときに全部消すのが面倒なうえ動線から外れているので本当に手間です。
このめんどくささをアレクサで照明を管理し一括操作するという方法で解消できました!
この記事を読むと「アレクサ、電気消して!」の一言ですべての照明がオフにすることができます。
- 電球・シーリング・ダウンライトの電気を消す方法
- 用意するもの5つ
- 各種アプリ設定方法(すべてスクショ付)
「アレクサ、電気付けて!」の一言で電気をつけることもできますので、ストレスが激減しました。少し長くなりますが、ご覧ください。
必要なものは5つ
アレクサに電気を消してもらうために必要なものは全部で5つです。
- Amazon Echo(もしくはFIREタブレット)
- アレクサ対応LED
- SwitchBot hubmini
- SwitchBot 指ロボット
- インターネット回線
最後のインターネット回線を別として、それ以外の製品はすべて揃えても約2万円で収まりました。
各項目を詳しく解説する前に、全体像から説明します。私はこれが分からなくてハテナ?となりました…。
アレクサで電気を消すためには、アレクサを通して様々な家電に指示を出す必要があります。
Iot家電(家電がネット接続できるもの)であればアレクサから直接指示を出せますが、インターネット接続に対応していない照明などは他の機械を通す必要があります。
我が家の場合、ダウンライトとシーリングライトはネットに接続できないのでSwitchBotという機械を使って照明を操作します。
ネット環境 auひかり
我が家ではauひかりを利用しています!
当初は金額につられてNURO光を契約していたのですが、ときおりめっちゃ遅くなるんですよ!!(怒)
なのでauひかりに変更しました。機器の初期不良はありましたが、交換後は安定して使えています。
Amazon Echo
続いてはAmazon Echo、いわゆる「アレクサ」です。
こちらも何種類か発売されているのですが、私はモニター付きのものを購入しました。YouTubeも観ることができるので、料理を作る際に音楽を流しています。
FIREタブレットをお持ちの方は、タブレットでも代用可能です。
シーリングファンライト:アレクサ対応LED電球
シーリングファンライトは電球タイプの照明なので、アレクサに対応したLED電球を購入しました。
こちらの商品は調光・調色に対応しているため、昼は昼光色・夜は電球色など時間帯によって使い分けることができます。
アレクサで調色もコントロールできるよ。
Magic Hueの商品ならMagic Hueアプリでも操作可能!
ちなみに口径サイズを間違って購入しちゃいました!でも大丈夫!変換ソケットを付ければ問題ありません(笑)
シーリングライト:switchbot hub mini
SwitchBotはlot家電(ネット接続できる家電)に対応していない製品をネット対応させられる商品です。
我が家のシーリングライトは富士住建標準仕様のPanasonicHK9807です。普通のシーリングライトにリモコンが付いた普通のものです(笑)
このシーリングライトはネット対応していないため、アレクサで操作するにはSwitchBotを介して操作する必要があります。
この白い箱から赤外線センサーが出て、リモコンのようにシーリングライトを操作できる仕組みです。
ダウンライト:switchbot 指ロボット
ダウンライトはSwitchBotシリーズでその名も「指ロボット」で操作します。
ダウンライトは先ほどのシーリングライトと異なり赤外線で操作できないため、指ロボットに直接スイッチを押してもらいます。
この白い箱からニュッとパーツが飛び出してきてスイッチを押してくれるのですが、なかなか面白いですよ。
※2022年3月追記 指ロボットだけは電池式です。購入時に商品に付属していますが、電池切れの際はCR2サイズのものを購入すればOKです。
1年使ったら電池が切れたので、年に1回くらいは交換が必要
事前準備
まず初めに準備としてスマートフォンでアプリをインストールします。
- Amazon アレクサ
- Magic Home
- SwitchBot
インストール後ですが、MagicHomeとSwitchBotはアカウント登録が必要になります。
のちのちアプリを連携させるために必要なのでIDとパスワードは忘れずに控えておいてください。
アレクサを設置
アレクサをコンセントに繋いで設置します。
場所はどこでも構わないのですが、あまり遠いと声が届かないのでそこは注意です。
我が家のLDKは23帖ですが、このくらいの広さならどこに置いても問題なしです。
Amazon Ecoは充電に非対応のため、コンセントに繋いでおく必要があります。
ちょうどいい場所にAmazonEcoを配置できない…という方はFIREタブレットで代用しましょう!
SwitchBotを設置
SwitchBotをコンセントに繋ぎ、壁に貼り付けます。
こちらは赤外線が届くところに貼り付ける必要があります。壁などで遮られてしまうとセンサーが届かないので要注意です。
ただし真正面に取り付ける必要はなく、側面よりに貼り付けても大丈夫でした。
シーリングライトはセンサーが反応する範囲が広い
照明の設定方法
全体の流れは以下の通りです。
MagicHomeアプリでLED電球をアレクサに認識させる
SwitchBotにリモコンを登録
SwitchBotの指ロボットを貼り付け、SwitchBotに登録
シーリングライトとダウンライトを動かすためにシーンを作成
SwitchBotとMagicHomeで設定したことをアレクサと連携する
すべての照明を消すために指示を作成
「アレクサ、〇〇して」の掛け声を決めて完了!
これだと何を言っているか全くわからないと思います。
この先は画面のスクショをすべて出していますので、手順に沿ってスクショ通りに進めていけば大丈夫です。
大変だけどガンバロー!
①シーリングファンライトを設定
シーリングライトはMagicHomeのアプリを起動するだけでOK!
アプリを起動するとLED電球と通信が始まるので名前を付けて設定完了です。分かりやすいように名前(私の場合はリビング1)を付けて登録しました。
まぁうちの場合リビングだけで9個使ってるから、設定は面倒なんだけど…
②シーリングライトを設定
ここからはアプリ「SwitchBot」での設定になります。
シーリングライトは赤外線リモコンを使って操作するので、リモコンの登録が必要になります。
登録方法はswitchbotに向かってリモコンのボタンを押すだけです。
switchbotに向かってリモコンのボタンを押すとセンサーで感知し、リモコンが登録されます。登録自体も簡単ですが、同封の説明書にもより分かりやすく書いてあります。
③ダウンライト
ダウンライトはswitchbot 指ロボットで操作します。
SwitchBot 指ロボットをペタン!とスイッチの横に貼り、設定すればokです。
封を開けて絶縁体を抜けばあとは勝手にアプリが認識してくれます。
画像にありますが、黒いツメがにゅっと出てきてスイッチを押してくれます。
④それぞれシーンを作る
さてここがややこしい!
アレクサで操作するためには「シーン」というものを作成する必要があります。
SwitchBotで操作する家電に関しては「シーン」を作成しないとアレクサで指示を出せません。
- シーリングライトを消す(画像ではダイニングを消す)
- ダウンライトを消す(画像ではキッチンを消す)
- 手動実行
- オフ(押す)
というシーンが作成できれば完了です。
まずはじめにダイニングのシーリングライトは、手動実行・ダイニングオフとすればOK。
続いてはキッチン(ダウンライト)のシーン設定画面です。手動実行・ボット押すと指示すればOK。
これでシーンの設定は完了です。ここまで大変でしたね!お疲れさまでした。
まだまだ続くよ
スマートフォンアプリ「アレクサ」を起動
今までの作業、これからの作業をまとめると
ん?MagicHome?SwitchBot?と混乱しますよね…。
今まではスマートフォンのアプリで設定してきましたが、ここからはスマートフォンアプリ「アレクサ」を起動し、その中で「スキル」というものを設定していきます。
①スキル「MagicHome」「SwitchBot」をインストール
Amazonアレクサを起動して、メニュー下の「その他」から「スキル・ゲーム」をタップします。
すると画面右上に検索マークが出てくるので、「MagicHome」「SwitchBot」をそれぞれ検索します。
すぐ出てきます(笑)
SwitchBot、MagicHomeそれぞれのスキルをインストールできたらIDとパスワードを入力、アカウントを連携させてください。
そうすることでSwitchBotとMagicHomeアプリで入力した内容がそのままアレクサに反映されます。
②定型アクションに指示を追加
さてあと一息です!
最後に「定型アクション」を作成します。
先ほどと同じようにメニュー画面下からその他⇒定型アクションを選択します。
「リビングを消す」「シーン ダイニングを消す」「シーン キッチン消す」を追加します。
③「アレクサ○○をして」を設定して終了!
このあとに実行条件を変更します。具体的には「アレクサ、○○して」の○○部分に入れる掛け声を決めれば完了です。
我が家は「アレクサ、いってきます」というとLDKの電気がすべて消える設定にしています。
が、しかしこの場合アレクサから「いってらっしゃい」と挨拶される場合があります。
電気を消してくれません
なるべく挨拶とはかぶらないような呼びかけにしましょう!
大変だけどやる価値あり
ここまで大変長かったですね。お疲れさまでした。
最後にもう一度必要なものを整理すると、
- Amazon Echo
- アレクサ対応LED電球
- SwitchBot hubmini
- SwitchBot 指ロボット
- インターネット回線
この5つになります。
作業の流れを簡略化して説明すると
- switchbotに照明のリモコンを登録する
- switchbotアプリでシーンを作る
- アレクサアプリでスキルをインストール
- アレクサアプリで定型アクションを作る
この一連の流れをつかんでおくと
- エアコン
- ルンバ
- テレビ
これらの家電を連携させて操作できるので生活が格段に楽になります!
うちは「いってきます」というとエアコン・照明・テレビが消える設定にしてるよ
わからないことがあればインスタクラムやコメント・お問い合わせからご連絡ください。
それではご覧いただきありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (3件)
質問です。
シーリングライトはアレクサとシーリングライト、スイッチポット繋いで、声で操作してみました。照明は点灯し明るさも変更できました。しかし調色の変更がでしません。同じpansonicのシーリングライトですが、白い色と暖かい色の変更ができないのです。何か設定で間違いあるのでしょうか?ちなみに、スマホからスイッチポット単体では調色の変更できました。
遅くなりました!
我が家の場合下の方にある「調光」というボタンを押すとなぜか電球色に変わるんです(笑)
細かい調整は出来ないのですが、うちはほぼ温白色と電球色にしか変えないのでそのボタンで切り替えています!
よくわかリマした