ブログやインスタグラムで食洗機を施主支給した手順を公開したところ「キッチンと食洗機の下のラインを揃えたいんですが、どう計算すればいいんですか?」という質問をたくさんいただきます。
我が家はタカラスタンダードキッチンにBOSCH食洗機を施主支給し、面材パネルの手配もすべて自分たちで行いました。
今回の記事ではフルドアタイプ・操作パネルタイプ、さらにはミーレなど他食洗機でも使える面材の計算方法をお伝えします。
結論から言うと図面から計算するのではなく、実際の収納扉のサイズを測ることです。
単純だけど陥りやすい罠です!笑 画像とともに解説していきます。
下のラインを揃えると見た目良し
まず下のラインを揃えるというのはどういうことかと言うと、収納扉と食洗機の扉のラインを揃えることです。

余計な凹凸感がなく、非常にすっきりとオシャレに見えます。
実はこのラインを揃えることができるキッチンには限りがあります。LIXILのリシェルやパナソニックのラクシーナは収納扉の関係上ぼこぼことしたラインになってしまいます。
本音を言うと、使ってるとあまりに神家電すぎてラインなんてどうてもよくなるのですが(笑)私も注文住宅なんだからこだわりたい!の気持ちが強かったため、必死で計算しました。
サイズを出すには収納の面材の長さを測る
さて面材の計算方法ですが冒頭でもお伝えした通り、収納扉のサイズを測ることで解決します。画像だとグレーの部分のことです。

収納の面材長さ(695㎜)-(操作パネル)=食洗機面材サイズ
という何ともシンプルな計算式で出すことができます(笑)
操作パネルのないフルドア式ならそのまま695㎜でいいと思います。
そもそもこの引き出しと天板の間には図面に載っていない5㎜ほどのすき間があります。

なのでキッチンメーカーからもらう図面だけで計算すると5㎜見落としてしまうんですね。
我が家はキッチン高90㎝ですが、キッチンが高くなっても巾木(下の黒い部分)が伸びるので収納部分の長さは変わりません。
なので695㎜から逆算して考えると、どの食洗機メーカー・キッチン高でも対応できますよ。
一生懸命計算したのに…
天板厚さが30mm…必要な隙間が数mm…
計算合ってるの…?
そうなんです!ここが陥りやすい罠なんです。皆さんキッチンメーカーからキッチンの展開図をもらうので、一生懸命計算するんです。
図面見てたくさん計算したんですが…
不安になりますよね。私もたくさん計算しましたが、やってるうちにわけが分からなくなってきます。
そこで気が付きます。あれ?普通に収納の面材サイズわかれば引き算で終わるよね…?と(笑)
その瞬間タカラのショールームに電話をかけて、お姉さんに測ってもらいました。
若干迷惑そうに対応されたので、めっちゃ低姿勢でお願いするか不安なら実際に行ってみることをおすすめします(笑)
まとめ:こだわりは止まらない
今回の記事では面材パネルのサイズを計算する方法をお伝えしました。
本当は記事にする予定はなかったのですが、お問い合わせをいただくときは切羽詰まった感じでご連絡いただくことが多く…。
もしかして悩んでる人がたくさんいるのでは?と思い簡単ですが記事にすることにしました。
この考えだとタカラスタンダードだけではなく他キッチンメーカー・食洗機でも使えますので悩んだらショールームに行って聞いてみて下さいね。
それではご覧いただきありがとうございました。
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