富士住建の家とは別に中古住宅のリフォームを行っています。
中古住宅を購入した場合、最初から海外製食洗機が付いているケースは稀でしょう。
そんなときは「リフォーム」という形で海外製の食器洗い機を導入することができます。
実際に見積からリフォームを行って、取り付けるまでを無事に完了することができました。
この記事を読めば自宅に海外製食洗機を導入することができますので、ぜひチャレンジしてくださいね。
- 海外製食洗機をリフォーム工事する手順
- 本体・設置費用
ガゲナウ 幅45cmモデル・キッチンはタカラスタンダード
今回導入したのはGAGGENAU(ガゲナウ)食洗機 45cm DI 264-400 です。
ガゲナウの食洗器の中で唯一の横幅45cmのモデルになります。

キッチンはタカラスタンダードです。多分エーデルでしょうか。
海外製食洗機はキッチンの高さが重要です。キッチン高80㎝だと食洗機の方が大きくなってしまい取付不可なのですが、タカラスタンダードの場合は標準の85㎝であれば大丈夫です。
今回の家も高さが85cmあったためギリギリで海外製食洗器を導入できました。

国内の食洗機と海外の食洗機だと洗浄性能が全然異なります。
本気で家事を時短したいなら早く海外製食洗器を導入しましょう。
全体の流れ
食洗機をどこに入れるかを決めて、寸法を測定する
コレにしようという食洗機を選定する
リフォーム業者を決める
工事日程の調整と食洗機の受け取りを行う
3~4時間の取り付け工事ののち完了!
それぞれを詳しく解説していきます!
キッチンの寸法を測定する
まずキッチンの寸法を測定しましょう。食洗器を入れる場所がないと話になりません。
今回の中古住宅のリフォームでは事前に国内製食洗器が入っていたので、そこに載せ替えの形で海外製食洗器を置くことにしました。


三菱製の食洗器がもともと入っていました。
ここにガゲナウの食洗機を入れると考えてここの寸法を測定していきます。
キッチンパネル(写真の白い天板)の下から床までの高さをメジャーで測定してください。
測定して、写真赤矢印の高さが81.5cmより高くないとガゲナウの食洗器は入れられません。
「キッチン高85cmだから入る」と思っていても天板上から85cmだと実際の食洗器は入らないことも多いです。



もし後からでも海外製食洗器を入れたい場合はこの高さが85cm以上のキッチンにしよう。中古住宅を購入するときも要チェック!
購入したい食洗器を選定する
購入したい食洗器を選定します。
海外製食洗器は有名なのはボッシュ、ミーレ、ガゲナウ、AEG(アーエーゲー)やエレクトロラックスだと思います。
以下の簡単にまとめました。


うちではゼオライトドライ乾燥が好きなのでボッシュかガゲナウの食洗器にしようときめていました。
その中でも高級品で憧れのガゲナウの食洗器をいれてみることに決めました。



超高級タワマンの上の階にもガゲナウの食洗機が入っているらしいよ。
45mmの幅でしか入らないのでDI 264-400に限定されて高さが問題ないかを取説等で確認しました。
素人目にはイケそうと確認してます(笑)
リフォーム業者に下見に来てもらい、見積を取る
リショップナビやあいみつリフォームのサイトを利用して、いくつかの会社に見積を取ります。
あんまり海外製食洗器の工事を請け負ってくれる業者はないので探すところから少し苦労するかもしれません。
欲しい食洗機が決まっている場合、楽天やYahooで本体を工事費用込みで購入してしまう方が価格抑えられることもあります。





楽天やYahooならクレカ払いできたりポイントも付くからそこも考慮したほうがいいね。
見積では次の部分もきちんと確認してもらってください。
- 本体の搬入経路は問題ないか
- 食洗器を開けたときにドアがきちんと開くか
- 電気工事を行う際に200Vに変えるコンセントはあるか
ちなみに価格は以下でした。
食洗機代 | 340,600円(税込) |
ドア面材代 | 40,700円(税込) |
巾木代 | 7,700円(税込) |
処分費 :食洗機既存品 | 3,900円(税込) |
処分費 :キャビネット | 2,900円(税込) |
電気工事 | 10,000円(税込) |
給排水工事 | 10,000円(税込) |
値引き | -4,500円(税込) |
合計 | 411,300円(税込) |
リフォームですが、ボッシュの食洗機を導入したときと同じ程度には価格を抑えて入れることができました。
処分費あたりは自分で処分すれば削れるかもしれません。(さすがに面倒で処分してもらいました)
面材はメーカーに問い合わせてなんの面材かを教えてもらわないと分かりません。中古住宅だとそのあたりの情報が無いので面材と巾木をそろえるのは難しい可能性があります。



綺麗に面を合わせたくても、面材が入手できないこともあります。
シルバーもカッコいいけどね。
▽面材サイズの詳しい解説はこちらの記事でしています▽


工事日程調整し、事前に購入した食洗器を受け取りする
決めた業者と工事日程を調整します。
設置工事の前に今回はメーカー直送の食洗器の受け取りを行いました。
海外製食洗機は「 SGムービング(佐川急便)」での特殊な配送をしているそうでSGムービングと直接配送日を相談します。
宅内指定箇所まで配達してもらえます。ただし、工事の始まる日までは食洗器を一時的に住宅に保管する必要があります。きちんと場所を用意しておきましょう
食洗機の本体を受け取ってから工事の開始まで1か月以上期間が空きました。
そのあたりをきちんと工事業者と会話したほうが良いです。



すごく大きい食洗機を1か月以上玄関に置かれることになります
非常に邪魔(泣)
取付工事
まず、これまでの食洗機を外す作業が行われ、次に以下の工事が行われます。
- 専用の給排水工事
- 200Vの電気工事
給排水の工事はこれまで国内メーカの食洗機はお湯から給水していたところを、水から給水するように変更されます。



最初に冷たい水で自動で予洗いをしてくれるんだよ
また200Vなのでブレーカーから切り替えが必要なので、洗面台のところまで工事の人が入ってくるので注意しましょう。


工事時間は約4時間と長めかつ立ち合いが必要なので、スケジュールには余裕を持たせておいた方がいいですね。
当日は試運転や支払いを済ませ、フィニッシュ等の洗剤を受け取り工事完了です!
まとめ
ここまでリフォーム工事でガゲナウの食洗機を入れる方法を説明してきました。
唯一のデメリットはこれも「導入が大変なこと」。それを乗り越えれば幸せな生活が待っています!
- キッチンの寸法を測定する
- 購入したい食洗器を選定する
- リフォーム業者に下見に来てもらい、見積を取る
- 工事日程調整し、事前に購入した食洗器を受け取りする
- 取付工事
最初の一歩であるキッチンの寸法測定、購入検討はすぐにでもできます。
是非とも最初の一歩を踏み出して、日々の生活の時短をしましょう!
▽関連記事は以下になります▽
BOSCH食洗機に関してよくいただく質問はこちらの記事でまとめました。


BOSCH食洗機の使い心地レビューはこちらの記事でしています。


それではご覧いただきありがとうございました。
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