2022年9月にトクラスから新作キッチン「Collagia(コラージア)」が発売されました。大人気の「くすみカラー」「石目調」のデザインがラインナップに追加され、非常にスタイリッシュなキッチンです。
先日ショールームに足を運び実物を目にしましたが、控えめに言って最高でした。今回の記事では実際にショールームに行ってきた感想をレポします!
- くすみカラーと石目調の扉カラーがオシャレ
- 人造大理石の機能性はそのまま
- 海外食洗機にも対応
- デメリットは生産数に限りがある
我が家のキッチンはタカラスタンダードでタカラ信者の私ですが、マイホーム計画中にコラージアが発売されていたら間違いなく採用していたレベルです(笑)
それくらい機能性・デザインともに魅力的でした
キッチン「Collagia(コラージア)」の概要
トクラスから2022年9月17日に発売されたキッチン「Collagia(コラージア)」。
今回の記事のメインとなるのは新色「テノール」と「リュッケファーブ」です。
- テノール(画像ではキッチン側)…石目調 全4色
- リュッケファーブ(画像ではカップボード側)…くすみカラー 全10色
流行ど真ん中カラーじゃん
テノール・リュッケファーブともに吹き付け塗装になっており、高級感がものすごいです。
手で触るとざらざらとした質感で全く安っぽさを感じません。
さらにテノールカラーは天板と扉カラーを同色にすることができます。
扉カラーと天板を同色にできるのはキッチンハウス・グラフテクトですが、この2ブランドは高いうえにショールームが少ないです…。
その点トクラスは国内28か所にショールームがあり、キッチンの取付は全国で対応できます。
自分の目で実際に見て触れてから採用できるというのは嬉しいですね。ぜひショールームに足を運んでみてください。
扉カラーと天板カラーについて解説
ここからは実際にショールームで撮影してきた画像をもとに解説していきます。
ショールームのメインに展示されていたのは、新色テノールとリュッケファーブが使われていました。
場所 | 種類 | カラー |
---|---|---|
キッチン扉 | テノール | メテオダークグレー |
キッチン天板 | テノール | メテオダークグレー |
カップボード | リュッケファーブ | ライトグレー |
カップボード天板 | テノール | メテオダークグレー |
キッチン取手 | ライン取手 | ブラック |
カップボード取手 | スリムバー取手 | サテンニッケル |
画像を見てわかる通り、コラージアは扉カラーと天板カラーが同色なんですよね。
ん?トクラスの売り、人造大理石はどこに行った…?
てっきりコラージアでは人造大理石がクビになったのかと思いました(失礼)
仕組みとしてはテノールカラーは、人造大理石の上に吹き付け塗装を施しています。吹き付け塗装は扉にも施工できるので、天板と扉カラーを同色にすることが可能なのです。
さらに嬉しいことにキッチンの足元まで同色に揃えることができます。
キッチンの前面に収納を付けると収納扉部分にスペースが生まれます。通常であればホワイトやブラックなど無難な色しかありません。しかしテノールは足元まで色が統一できます!
キッチンハウスとか高価格帯のキッチンにしかない仕様だね
テノールの価格帯は中間
じゃあテノールとリュッケファーブもお高いんじゃないの…?と思うかもしれません。
扉カラーのグレードは
- テノール…グレード4
- リュッケファーブ…グレード3
- 参考:シャインカラー(ピアノ塗)…グレード4
トクラスの扉カラーのグレードは1~6までありますのでちょうど中間、いわゆる販促価格帯に位置しています。
吹き付け塗装でこの価格帯は正直爆安では…?と思うのですが、トクラスの店員さんは
新製品なので頑張っています!
にこやかに答えて頂きました。大丈夫だろうかトクラス…?
ちなみに新色「リッチマテリアル」はグレード3です。
リッチマテリアルは素材の模様が強く出たデザインです。
これもまた可愛いんだ…!
カップボードに使うと空間のアクセントになってぐっとオシャレになります。
手元コンセントも完備
個人的に一番いいなぁ!と思ったポイントはキッチン側にコンセントがつけられ、位置も変えることができることです。
トクラスのコンセントは2口です。上部にはケーブルをまとめるパーツがついており、コードが絡まないようになっています。
普通であればコンセントはキッチンの真ん中付近についています。
作業スペースに近い方が使いやすいからね
しかしこのコンセント、キッチンの端に移動させることもできるんです!
キッチンの端につけることでキッチンと横並びダイニングにしたときに、目立たない位置にコンセントを付けられます!
キッチン横並びダイニングにすると、キッチン側面にコンセントを付けている例が見られます。
ただ、利便性は高いのですが、コンセントが目立ってしまいます…。
キッチン端にコンセントがあると利便性も良く(しかも2口)キッチンインテリアを邪魔しない、何とも画期的な配置です。
キッチン横並びダイニングに憧れていたから羨ましい…
海外製食洗機にも対応
コラージアは海外製食洗機も導入可能です!ショールームにはミーレが展示されていました。
- ミーレ(45㎝・60㎝)…オプション対応可能
- ボッシュ・ガゲナウ…要相談
ミーレはオプション対応可能なのでキッチン面材と食洗機の面材を同一カラーにすることができます。
ボッシュとガゲナウは要相談だそうです。恐らく導入は可能でも、食洗機の面材パネルを用意するのが難しいのではないかと予想しています。
吹き付け塗装は手間がかかるからね
レンジフードガラスもふちなしタイプが追加
レンジフードとカウンターの間に取り付けるガラスパーテーションに、ふちなしタイプが追加されました。
はい大勝利
実際に見るとガラスパーテーションが薄くて非常にスタイリッシュな印象です。
だいたいのハウスメーカーではロータイプ(コンロ前に20㎝くらいの高さ)が標準です。我が家もロータイプにしましたが、結構油が跳ねます(泣)
あんまり物とか置きたくない
コンロ前にドウダンツツジを飾っていましたが、熱のせいか枝上部の葉だけがシワシワになりました(笑)
我が家もハイタイプにしたかったのですが、タカラスタンダードはふちアリしかなく…ダサいので止めました。
キッチンインテリアを楽しみたい方は迷うことなくハイタイプをお勧めします!
デメリットは販売台数が限られること
コラージアはデメリットもあります。それは「生産に手間がかかかるので販売台数が限られること」です。
これは案内してくれた店員さんが苦々しい顔で仰ってました。
トクラスの売りであるピアノ塗カラーだと、キッチン1台生産するのに1ヶ月半以上もかかるとか…!
職人さんがひとつひとつ丁寧に作業してるんだって
テノール・リュッケファーブともに吹き付け塗装なので手間がかかります。
普通のキッチンであれば木製の扉に化粧板やシートを張り付けるだけですが、吹き付け塗装は1枚1枚塗装する必要があります。
画像で見てもわかる通り化粧板やシートをつなぎ合わせた跡がなく、非常に美しい仕上がりです。
シートのつなぎ目から水分が入り込んで、はがれることもないよ
これだけ丁寧な仕事をしているので生産台数が限られてしまうんですよね。あまりにも注文が殺到してしまうと納期が遅れる可能性もあります。
あとトクラスが儲からない(笑)
富士住建でも標準仕様に追加
2022年12月、富士住建でも標準仕様にコラージアが追加されました!
フォロワー様から頂いた情報によると、標準色は
- グレード3 リュッケファーブ
- グレード2 Z N Yシリーズ
- (オプション)グレード3 リッチマテリアル
話題のくすみカラー、リュッケファーブが標準仕様です!神!
手元コンセントも標準でついています!その他詳しい情報が集まりましたらまたお知らせします。
コラージア最高です
トクラスの新作キッチンコラージアを実際見てみてのレポートでした。
トクラスの売りである人造大理石の機能性をそのままに、高いデザイン性を兼ね揃えたコラージアは必見です!
正直言って「トクラス、キッチン界で天下とるのでは…?」と思うほど魅力に溢れていました。
ぜひ1度ショールームに足を運んで、見て頂ければなぁと思います!
それではご覧いただき、ありがとうございました!
▽キッチン用品の記事も書いています。よかったら見て行ってね▽
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